テレビは日本の成長とは切っても切れない縁があります。
日本がどんどん豊かになっていく様を日本中に知らせ、いつも私たちに笑顔を届けてくれる存在でした。
流行を創りだすのもテレビで、小さい頃には好きなもの・流行っているもの・話題のものを見ることがとても楽しみでした。
学校にいけばテレビの話に花を咲かせました。
家族団らんの時間をすごしたのもテレビと共にでした。
私が結婚し親父が死におふくろも死んで子どもが生まれて孫が生まれて・・・・
私たちの変化と共にテレビも変化を遂げていきましたが、テレビが届ける幸せには変化はありませんでした。
いくらネットが発達・普及しようともなくてはならなかったテレビ。
極端な話、私を育てたのは親とテレビだと言っても過言ではないでしょう。
いえ、テレビも私の親なのです。言い切っちゃいます。これからのテレビは液晶だと。
思い立った私はネットで液晶テレビを検索しました。
いつも利用している YAHOOショッピング で
しかし最近のテレビはなんだか色々と面倒なことが羅列されていてどれにしてよいのかわかりませんでした。
そこで私はランキングから目星をつけるつけることにしました。
するとなんと言うことでしょう。
シャープ LC-52DZ3S LED AQUOS 52V型 デジタルハイビジョン液晶テレビ
バリバリ特別価格:11,509円(税込)
圧倒的価格で異彩を放つ商品に出会いました。
その瞬間私の体は勝手に動いていました。気づくと3つほど購入していました。
私の家の分、近所に住む長男の家の分、そして・・・・・疎遠になっていた次男の家の分です。
実を言えば、以前私は次男の嫁に少し手を出しており長らく交流がなくなっていました。
でもこの時の私はテレビからもらった勇気を振り絞って次男に電話をしました。
事の経緯を話すと、次男は緊張を解いて昔のように無邪気に私と話をしてくれました。
あの瞬間は、ここ10年で最高の気分でした。天にも昇る気持ちでした。
電話が終わると私の頭の中はテレビのことでいっぱいでした。
今までの人生の楽しかった事、辛かったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと・・・・
色々なことが走馬灯のように巡りました。ちょっと射精もしました。
興奮して眠れない私は全く眠れずに、到着予定日の朝を迎えました。
朝食をとってからはウトウトしながら時間を待ちました。
しかし時間になってもテレビは来ませんでした。
連絡を取ってみようとバリバリ家電のサイトを開いてみると私は頭が真っ白になりました。
なんとバリバリ家電は、価格が誤表記だったなどと言いキャンセルをつきつけていたのです。
私は倒れました。
家内に聞いたところ、呼吸も止まっており、救急隊が到着するまでは非常に危険な状態だったそうです。
私は今、病院にいます。
先生はすぐに退院できると言いますが、私にはもう全てのことに対して希望が持てず気力がありません。
まさかという気持ちでした。
僕の中でとても大きかったテレビが僕を裏切ったのです。僕を見捨てたのです。
夕方、次男は私の病室に菊の花を持ってきました。
でも嫁は一緒でした。老けていました。
もう終わりです。
私を愚弄したYahooとバリバリ家電を許しません。
(via saitamanodoruji)